【インタビュー】スマブラDXの5神が語る“Armada”とは

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当ブログに足をお運びいただきありがとうございます。

 

 

さて、前回に引き続き、今回はArmada編ということで、5神がArmada選手について語っています。

 

お楽しみください。

 

前回⇒【インタビュー】スマブラDXの5神が語る“PPMD”とは - Melee Destruction

 

 

 

【インタビュー】

 

 

D1:では、Armadaのプレイスタイルについては、どのような意見をお持ちですか?何かArmadaの特徴みたいなものありますか?

 

Mew2king:最強。

 

D1:一言?確かにその通りだけど。

 

Mango:はい、以上。では、次の質問どうぞ。

 

一同:笑

 

PPMD:最強の定義にも色々あっておもしろいけど、Armadaは、様々なフローを熟知してるよね、パニッシュメントに導くための流れをよく把握してる。誰でもパニッシュメントはするけど、それに導く流れをどうやって構築するかまで考えてない。1つ1つの動き、何をしたら、どうなるのか計算づくで、最後はどうやってしてやっつけるのか、ちゃんと作戦を練って、頑丈な壁を築く。そういったフローの構築が素晴らしいよね。

 

Mango:完璧な壁だよね。100%正しい動きをしなければ、死んでしまう、または凄いダメージを受ける。だから、つまり…最強ってことだよね。スェーデンの最強と、アメリカの最強があると思うけど…。

 

PPMD:その考え方いいね。

 

Mango:スェーデンの最強は、もっと最強ってことだね。だと思わない?スポーツの世界でも、ヨーロッパでは、もっと理論的で、より良いトレーニングをするでしょ。ただただ闇雲に同じことするんじゃなくて、同じパニッシュメントを何万回も続けてしなければならないとしても、彼の場合、それが最善の方法だという科学的根拠に基づき、やるって感じだよね。練習で、フォックスをやっつけるの見たけど、ピーチでフォックスをコンボしてたよね…。

 

PPMD:君自身はどう思う?

 

Armada:そうだね、PPMDとMangoの意見にほぼ同意するよ。僕のパニッシュゲームは、科学的根拠に基づくものだと言える。パニッシュゲームに導く僕のやり方は、基本的に、コンボの最後の動きまでは、何をやってもオッケーなんだ。コンボの最後を弱い行動にするか強い行動にするかってことなんだけど、外にベクトル変更して強い行動にすると、たいてい死ぬ。内側にベクトル変更して弱い行動をするとコンボが延長される。残りのパニッシュゲームも科学的根拠に基づくと言えますね。

 

Mango:Armadaのパニッシュゲームは、ほとんど数学だよね。

 

Armada:そうだよ。数学なんだよ。

 

Mango:2+2をここでやったら、答えは死。みたいな。Armadaのコンボはそんな感じ。

 

Mew2king:それに、フローをよく熟知してるんだよ。何度も同じことを繰り返しやっていると、次に何が起こるか、どういう展開になり得るか、お見通しになる。

 

Armada:いずれにせよ、僕が壁を築いて、触れたなら、お前はもう死んでいる。

 

D1:ひぇぇ。すごい壁だね。

 

Mango:助けてぇ。

 

Armada:おもしろいよね!

 

Mango:僕らには脅威だよ。自分にコンボしたことあるかい?(ビリビリビリ)

 

Armada:ないよ、自分にやりたくない。

 

D1:自分に触れたらどうなるのかね。

 

Mango:自分に触ったことないんだよ、触っちゃったら爆発するからね。

 

D1:ははは!

 

Armada:やれやれ…。

 

D1:では、次の質問です。Armadaが強敵だと気付いたのは、いつですか?

 

Mango:ジェネシスに来た時に既に脅威だったよ。単なるヨーロッパの新人だと思って、個人的に心配はしてなかったけど。

 

PPMD:前評判は悪かったよね。大したことないとか、ヨーロッパなんてまだまだだとか。

 

Mew2king:いったいどうしてだろうね。

 

Mango:ヨーロッパを敵対視してたからさ。

 

PPMD:アメリカが中心地だと自負してたんだよ。上手なやつはアメリカからしか出てこないって信じてたんだ。だから、正直、びっくりしたよね。衝撃的だったよ。

 

Mew2king:たいてい、そんなの意地悪なだけだけどね。

 

PPMD:そういう意見を持つのは自由だけどさ。それにしても、すごくびっくりしたよね。

 

Armada:逆にそれがモチベーションになったりもしたけどね。批判的なコメントを読むことがね。ヘタくそとか、たいしたことないとか、64位ぐらいに食い込めれば良いとこだとか、ピーチでは勝てないとか、ピーチでは25位に入らないとかなんとか…。

 

Mango:だって他のピーチは皆ダメだから。

 

Armada:知ってるよ!

 

Mango:本当のピーチの威力を見たことなかったんだ。

 

Armada:ジェネシスに参加する前、アメリカのプレイヤーは皆、僕よりもずっと上手だって信じてたから、もっと練習したんだ。で、アメリカに来て、実際には、ここのトップ中のトップと同じぐらいのレベルだって分かったんだ。

 

D1:では、対戦中のArmadaと比較して、プレイヤーのArmadaと1人の人間としてのArmadaは、別人ですか、それとも同じですか。

 

Mango:Meleeは、性格がそのまま表れるゲームだから、プレイの仕方にもArmadaの個性が表れてると思う。Armadaは実名で呼んだことない、Armadaは、いつもArmada。例えば…マクドナルドはどう思う?

 

Armada:マクドナルドは、クソだね。

 

Mango:ほらね。容赦なくパニッシュするんだ。いつもこんな感じなんだよ。直球で、残酷なんだよね。気に入らないものは、気に入らないってハッキリしてるんだよ。

 

Armada:僕は、強い意見を持ってるんだ。否定しないよ。白黒はっきりつけたいタイプ。

 

Mango:その性格がプレイにも表れてる。

 

PPMD:彼の意見の持ち方は、例えば、マクドナルドは、健康に良くないけど、好きだという意見も尊重すべきかもとか、たまには良いかもしれないとかいう意見を考慮することもなく、とにかく嫌なものは嫌。健康がどうとか、たまには良いよねとか、全くなし。はい、嫌いです。そういう性格が、ゲームにも表れていて、強力な壁を築くのは、Mangoが言ったように、マクドナルドに対する強い意見を持つのと同じ。

 

Mew2king:は?その説明、今、考えたこと!?

 

PPMD:はい、今じっくり考えた上で、自然に出てきた説明だよ。

 

Mango:僕の説明は、バカでも分かる。ケビン(PPMDの本名)のは、高度なんだ。

 

Armada:お利口さん向けの説明。

 

Mango:僕はおバカさん担当なんだよ。バカでも僕の言ってることなら分かるからね。

 

PPMD:これ見てるおバカさんはどう思ってるだろね。

 

 

【翻訳元動画】

youtu.be

 

 

 次の記事はMango編です⇒

【インタビュー】スマブラDXの5神が語る“Mango”とは - Melee Destruction