【インタビュー】スマブラDXの5神が語る“Mango”とは

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当ブログに足をお運びいただきありがとうございます。

 

 

さて、前回に引き続き、今回はMango編ということで、5神がmango選手について語っています。

 

お楽しみください。

 

前回⇒【インタビュー】スマブラDXの5神が語る“Armada”とは - Melee Destruction

 

 

 

【インタビュー】

 

 

D1:さて、次はMangoです。彼のプレイスタイルの特徴はなんですか?

 

PPMD:Mangoの特徴として言えることは、彼自身が自らについて信じること、思うことしか、僕らは信じられませんので、はい、ご本人のMangoさん、あなたがどんな人なのか、教えてください。誰も知りませんから。

 

Mango:僕は、最も病んだMeleeプレイヤーであることは、間違いありません。僕は、最強でも完璧でもありませんが、僕のプレイは、まさに詩的で、美しい。そういう点では抜きに出てると言えるね。僕のプレイは、リアクションとそれを読むことに重きを置くスタイルで、バカみたいなオプションでも、絶対効果があると信じてやるんだ。

 

D1:今年は、乗りに乗ってるという実感がありますか、例えば、去年は、具体的には言わないけど、調子の良くない時もあったみたいですが、今年はもっと勢いがあって、もっと強いという自信はありますか?

 

Mango:僕はプレッシャーを好むタイプなんだ。僕には、他のプレイヤー以上にプレッシャーがのしかかってるんだよ。Mangoのファンが最多だからね。僕が負けると、がっかりする人がたくさんいるっていうことなんだ。

 

PPMD:フォロワーは何人いるの?

 

Mango:今は、2600人ほど。

 

PPMD:じゃぁ、少なくとも2600人の人ががっかりするってわけだね。

 

Mango:そう、少なくともだよ。ストリームを毎日してるからね。だから、去年みたいにしょっちゅうトーナメントで負けると、家に帰って、対応しないといけない。1〜2週間ほどだけどね。ずっと謙虚でもいられない。時には偉そうな態度も取ってしまう。そうすると、逆に自分が滅入ることもあるよ。あんまり怒っちゃだめだって自分を抑えるけどね。Leffenみたいに悪評に反応し過ぎるのは良くないから。

 

D1:ところで、pound3では、誰に負けたんだったっけ?

 

Mango:SilentWolf。pound3では、ベニューを動かないと行けなかったんだよね。負けると、校内のどこか、地下室みたいな所へ送られるんだ。僕が高校生の頃だけど、午前6時ぐらいのフライトに乗って行ったんだ。翌日は学校に行くって母親と約束して行ったんだけど、フライトは朝の4時とか5時だかで、もう真夜中で、疲労困憊の週末で、もう帰りたくてさ。SilentWolfに負けたんだけど、他の負けプレイヤーには、負けようとしても勝っちゃってね。負けようとしてるのに勝ち続けたんだよ。

 

Mew2king:笑

 

PPMD:そういう展開はこれまで聞いたことないな。

 

Mango:もう続けたくなかったからさ。フォックスでもプレイしたよ。ついに、当時のトップ5の1人、Azenとの対戦にまで至ったんだよ。伝説のプレイヤーとの対戦だから、胸を借りるつもりでやった。それまでは、勝ちたいとも思わずやってたけど、 Azenに勝った後も、どんどん勝ち進んで、最終的には、いい気分だったよね。

 

D1:では、ジョセフ・マーケズ(Mango選手の本名)と、C9|Mangoを比較するとどうですか? まったく別人?それとも…。

 

Mango:同じだよ。

 

Mew2king:同じ人だね。

 

Armada:基本的に同じだよね。Mangoのプレイスタイルは、奇想天外。時々ね。実生活もそんな感じでしょ。状況において、これが最善だと思ったら、迷わずにやるっていう。Mangoとの対戦は、電車がやってきて、準備が整ってなかったら、負け。電車をかわさないといけない。電車をかわすことができて、速度を落とせたら、なんとか抗戦の機会が持てるけどね。

 

Mango:ケビン(PPMD)に僕のゲームスタイルについて話してもらってもいい?ケビンの説明が一番好きなんだよ。ちょっと聞いてみて、美しいよ。

 

PPMD:なんかすごい期待されてるんで、短めに言うけど、Mangoは、まるで針を持って、相手の脳のどこかに突き刺してやろうってチャンスをうかがってるんだよ。だから相手は、それを阻止し続けないといけないんだ。一度阻止しても、彼はまた別の方法を試してくる。だから常に判断が迫られるんだ。それは、彼の性格でも同じことが言える。さっきArmadaにも言ってたんだけど、Mangoは相手からリアクションを得るのが上手なんだ。表情も豊かだし、いつもおもしろいことを言うし、どれだけフォロワーがいるのか自慢するし…。

 

Mew2king:ははは(笑)

 

PPMD:ほらね、おもしろいんだよ。表現力があるんだよね。ゲームでもそうなんだ。リアクションを引き出すのが上手なんだ。どういうことをしたら、どんなリアクションが得られるか分かってるんだよね、焦らせたり、怒らせたり、感情を操るんだ。いわば、心理ゲームだね。観客まで巻き込んで、たとえゲームに負けたとしても、後で、家に帰って、ところであのMangoの奇をてらった動きにはビックリしたよねとか話題になるような、ゲームを超えたプレイなんだ。

 

D1:確かにそういったプレイスタイルが、観客やスマッシュファンの心も掴むと言えるよね。だから、Mangoが勝っても負けても、みんなが彼の名を呼んで、盛り上がるわけだね。

 

 

 

【翻訳元動画】

youtu.be

 

 

次の記事はいよいよ最後HungryBox編です⇒

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