Leffenの凄さが凄いの極み

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人類誕生から現在に至るまで最も歓声が挙げられた日を、皆さんはご存知だろうか。

 

それは紛れもなく2018年8月5日であり、Evo2018 SSBM部門をLeffenが優勝した日に他ならない。そしてこの「Leffenが優勝した」という非常に力強い事実は、我々に喜びと希望と嬉しさとヤバさを掛け合わせた形容し難い感情を与えてくれた。

 

 

今回このブログを通してスマブラDXの情報を読者の皆にお伝えしたいとか、そういう使命感みたいなのは、一切、ない。

 

でも、今のLeffenをなんという言葉で表現したらいいのか、わからない。

 

お疲れさま、よく頑張ったね、流石だよ、抱きしめてください。

 

うーん、これじゃあない。これだとこの喜びが安っぽいものになってしまう気がしてどうも腑に落ちない。でもこの喜びは伝えたい。彼が数いるプレイヤーの中でも一際輝く余りにも崇高な選手であり、それが他に類を見ない存在であることについて議論の余地がないことは、わかる。

 

熟考の末、静かな池に小石を投じるかのように唐突且つ慎重に、私はある提案をしたい。

 

 

 

「Leffenとはもはや神と同等、いや、それ以上の存在と仮定したらどうだろうか」

 

 

 

もしこの場が中世ヨーロッパにおける政治的議論の場であったらどよめきが起こっていただろう。神への冒涜、異教徒だと私の身柄は拘束され異端尋問にかけられていたかもしれない。

 

我々が信仰するのは神か、Evo優勝者か。否、どちらでもない。我々は”Leffen”という本質を信仰するに他ならない。Leffenが神以上の存在になることでLeffenという言葉が固有名詞から概念へと昇華されていく。

 

Leffenという概念...

 

自分で言っておいてあれだけど、どんな概念なのかは、さっぱり、わからない。最高を表す概念?ヤバさを表す概念?

 

 

「今日も天気がLeffenだね」

「あそこにLeffenなラーメン屋あるけど行かない?」

「あいつの彼女Leffenらしいよ」

「LeffenとArrmadaの試合でLeffenが勝ったのはLeffenだったね。Armadaの防御テクニックもLeffenだったけどそれ以上にLeffenの火力がLeffenだったね。」

 

 

概念へと昇華したLeffenは人々から崇められ、我々はやがて彼の挙動にその年の豊作を祈るようになるだろう。彼がリフを放てば暗闇に光が差し込み、上スマを放てば天が割れ、ドリルを放てば大地が轟く。

 

やがて概念をも超越したLeffenは宇宙<そら>へ飛翔したのちそこに悠然と健在し、地球はLeffenの周りを回るだろう。

 

かつて地動説を唱えたガリレオ・ガリレイは周囲に異端だと言われ裁判にて泣く泣く地動説を取り消した。

 

今は完全に”ヤバいヤツ”のレッテルを貼られている私の発言も、いつの日か肯定される日がくるだろう。

 

そう、それこそが、

 

――――20XX年。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という感じで、あらゆる語彙を使ってLeffen優勝の喜びを表現してたんですけど、途中から自分でも何を言っているかわからなくなりました。

 

というかLeffenのファンとして何か発言を期待されているけどまず言わせて?普通に。

 

 

 

優勝、おめでとう。

 

(おわり)