【動画紹介②】スマブラDXをよく知ってもらう為に

当ブログに足をお運びいただきありがとうございます。

前回の記事に引き続き動画紹介②ということで、まだ前回の記事をみていないよという方は是非、前回の記事もご覧ください。

 

さて、今回は前回より筆者の独断が入ったコアな動画を紹介したいと思うのですがその前に、観戦するにあたり動画を楽しむための2つの”ポイント”を説明したいと思います。スマブラDXのコアなファン層の方々は恐らく無意識でわかっている事だと思うので飛ばしていただいてもかまいません。

 

 

その1~ゲームを知る~

ひとえにゲームを知ると言っても様々ですが、初心者の方はまずスマブラDXというゲームのルールを知ることから始めると良いと思います。あのキャラクターのこの技が強いとか、このパーセントでそろそろ死ぬなとか、基本的なことからでかまいません。また、それぐらいは分かるという方も多々いるでしょう。

先日、このような動画が投稿されました。スマブラDXを観戦するにあたり、知っておくとより楽しめるであろう細かいテクニックが丁寧に解説されています。動画観戦というものは、知識の量で途端に見方も変わっていきます。最初は華やかなコンボばかりに目がいきがちですが、細かいテクニックを知っていくと他の部分にも面白さを見出せるようになるでしょう。よく、同じ動画でも見た時期によって感想が変わると言われます。それは見た人の知識量が増え視点も変わるからです。

 

その2~プレイヤーとその背景を知る~

個人的にはこのゲームをエンターテイメントとして見るならこちらの方が大切だと思っています。ゲームそのものの知識も大切ですが、それらをプレイするのは当たり前ですが人間です。人が用意した大会に大勢の人が参加するとなれば、それだけ様々なドラマが生まれます。トッププレイヤー同士の対戦ともなれば比較的目にする機会も多くなるためわかりやすと思います。この選手同士は前にTwitter上でいがみ合っていたなとか、この選手はいつもファルコに苦戦しているなとか。

これらの背景を知ることは、プレイの上達自体には直接つながらないかもしれませんが、試合をエンターテイメントとして見るのにとても役立ててくれます。要はプロレスのようなものです。

大きな大会になってくると「Salty Suite」というものが開催されていたりします。これは配信団体で企画されるエキシビジョンマッチのようなものです。新旧王者の対決だったり、因縁の2人の対決だったり内容は様々ですが、エンターテイメントとしての活動は海外でも積極的に行われているようです。

 

2つのポイントを説明させていただきましたが、プレイヤーとして上達するなら前者、観戦して楽しむなら後者に重きを置いて観てみるのが良いのではないでしょうか。目的は人それぞれですが情報量も多くニーズも様々です。自分なりの観方をみつけてもらい、楽しんでいただけたら嬉しいですね。

 

前置きが長くなってしまいましたが早速紹介にうつりましょう。

 

VGBC's Salty Suite - Leffen (オレンジFox) Vs. Liquid Chillin (白Fox)


VGBC's Salty Suite - Leffen (Fox) Vs. Liquid ...

さて、先ほど「Salty Suite」という言葉を紹介させていただきましたが、こちらがその代表的な試合です。Twitter上で「舌戦」を繰り広げた両者が、$1000と使用するフォックスの「色」を賭けいよいよ直接対決をします。対戦するに至るまでの経緯はCLANさんのブログ(

【$1000を賭けた聖戦】Leffen vs Chill のMMが勃発か!?【APEX2015】|スマブラDX&4の海外情報ブログ

)に記載されていますが、どちらが勝ったのか結果は動画を見ていただければ一目瞭然です。エキシビジョンということで、Chillin選手は自作のラップを披露してLeffen選手を挑発したりと場を盛り上げます。個人的にはこのラップ、結構好きなんですけどね...。

 

 

 

Apex 2012: Javi(fox) vs Dashizwiz(Falco) Part 2

Javi選手というメキシコのフォックス使いをご存知でしょうか?

彼が名を上げたのはApex2012。敗者側8回戦でPPMD選手と当たった彼は勝利をもぎ取ります。私は今でもその衝撃を覚えています。これまであまり名前を聞かなかった選手がPPMD選手に勝っただけではありません。注目すべきは彼のコントローラーの”持ち方”とその”戦い方”です。

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お分かりでしょうか?左手はなんら変わりありませんが、彼は右手の親指でCスティックを、人差し指や中指等で他のボタンをまるでアーケードコントローラーを操作するかのように上から持ちます。

この奇特な持ち方、海外はもちろん日本でも当時話題になりました。そして奇特なのは持ち方だけではありません。この持ち方が可能にする動きは、かつての強豪プレイヤーDashizwiz選手を圧倒します。「リフレクターさえあればいい。」と言わんばかりのプレイスタイルは見ていて声が出てしまうほどです。

 

 

 

Impulse 2012: Vudujin / Level9LUIGI vs Toph / Mew2King


Impulse 2012: Vudujin / Level9LUIGI vs Toph ...

スマブラDXはシングル戦だけではありません。チーム戦(ダブルス)ももちろんあります。シングルスとはまた違い、味方の状況なども見ておかなければならない為、違った難しさが出てきますがその分面白さもでてきます。そしてこの動画、タイトルでお気づきかもしれませんがこの大会でVudujin選手がチームの相方に選んだのはなんとCPU(ルイージLevel9)。詳しい明文は見つかりませんでしたが、なんらかの理由でチームメイトが見つからなかった場合はCPUとのタッグもOK(ただしルイージに限る)みたいです。過去にはMew2king選手もCPUのルイージとタッグを組み、優勝しています。

CPUとはいえどレベルは9。人間では反応できない領域に入り込み超反応をするCPUは意外な展開を見せてくれます。

 

 

 

739 Mew2king Edgeguards (with Marth)


739 Mew2king Edgeguards (with Marth) - YouTube

「彼はステージ外のが生き生きしている」かつてそう言われたほど、ステージ外では無類の強さを誇ったMew2king選手。相手のパーセントに関係無く、一度ステージ外に出してしまえば二度と戻らせない彼の”復帰阻止”はDX名物のひとつでしょう。そんな彼の復帰阻止ばかりをただただ集めた動画。何も面白いのは試合だけではありません。似たような動画としてこのような動画もあります。

 

Every Hungrybox Rest


Every Hungrybox Rest - YouTube

前回紹介した全一プリン使い、HungryBox選手が「眠る」を当てたシーンをただただ集めた動画。

 

 

いくつか紹介させていただきましたが、先述の通り何も面白いのは試合だけではありません。スマブラDXを盛り上げようと各試合の名シーンを集め、それをカッコよく演出しひとつの作品としてアップする人、ドキュメンタリーを作る人、動画文化は多岐に渡って様々な人が存在しています。これらについてはまた別の機会に紹介したいと思いますので更新をお待ちください。